4音のやすみ・余白をしっかりと味わう
休符への実感がない、という人は案外とても多いのでこの時点から、その体感を掴んでおきましょう。
音楽リテラシーワークブック1 12ページ
拍を捉える前に、まず余白としてのやすみをしっかり感じておく
伸びる音の体感と同じように、休符もまずは余白として実感しておこう、というページになります。
ミュージックリテラシーワークブックは体感のウチとソトをまたぐところに、リアルな音楽イメージを築いていく地道な作業ですが、これは自分の実感ともむすびつき、音楽をより、身近にかんじる効果も期待できます。ここでも、まず、感じること、感じたものを感じたようにアウトプットする練習をします。
細かい説明は、Youtube動画に上げていますので、そちらで御覧ください。
休符
音楽を形作っているのは、音がなっているところだけではありません。
休符は、「音楽は続いているけれども、音がなっていない場所」です。
余白を感じながら 歌ったり、演奏したりしましょう。
やってみましょう
3つの課題があります。
まずは最初の音だけをならしてから、自分で歌ってみましょう。
気づいていない、みえていない、きこえていない、ということがあれば、途中で詰まるかもしれません。また、ミとレの変換ができない、という人もいると思いますので、そういう方は丁寧に、1でやってみた順番を守ってわかるまで繰り返し練習してみましょう。
何度か歌いながら、工夫していきましょう。
●ミとレの違いと、ミがいつも同じ音でなるように
●白いまるはのびやかさをもって自由にのばし、黒いまるとの違いをかんじましょう。黒いまるは白い丸につられて間延びしないように。
●休符は十分な余白をとって歌いましょう。休符で息をすって構いませんが、気持ちが切れないように。
●必ず、心の中で音名入れないで復唱し、心でなった音を再生するつもりで楽器で演奏して見てください。
音声1・2・3(ハミングで入っています。必要があれば参考にしてみてください。)