音楽の中には、ひとの「くくる」という習性ゆえに生まれてきた形や動きが随所にあり、それが重なり合い、陰影を帯び、それがまた、受け止める人の無意識の「くくる」を呼び起こして音楽が伝播していきます。そのおおもとの「くくる」ということを体験的に捉え、これを育んでいこう、という問いかけをutena music field は音楽リテラシーでも「音楽を描く」utena drawing でもよくやっています。その、おおもとになるようなワークです。

ミュージックリテラシーワークブック1

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おとのうごきのまとまりをみつけてみましょう
みじかくちいさなまとまりや
ながく おおきなまとまり
いろいろあります。
音楽ワークブック・ミュージックリテラシー1−5くくる
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ポイント


人間には音の連なりを、はじまりとおわりがあるまとまりとして感じる習性があります。この習性があることによって、言葉や音楽が生まれました。”くくる”という習性です。ミからはじまって、またミにもどる、それがひとつのストーリーみたいにかんじることができます。この ”くくる”という感覚は、これから先々で学ぶ、拍節感・モティーフ・フレーズ・形式・和声をつかんでいく感覚のもとにもなっています。

youtubeで一緒にやってみましょう

この音楽ワークブックの意図するところが、少しづつ伝わっていくことを願いながら、動画を撮りためています。動画作成をしながら、あらためて、理解の前提には自分自身の体験がベースになっていくことを確信もしています。

ユーチューブではこんな話をしています。(ざくっと文字起こししてみました。)

「音楽は様々な構成でできている。フレーズというまとまり、モティーフというまとまりがある」

という言い方もできるけれども、utena music field の捉え方は、

「人はもともと、くくる、という習性をもっているので、それを育んでいこう。そもそも音楽もそうやってできたのだから。」ということ

幼児教育論などを学んだ方が一度は聞いたことがある「シェーマ」あるいは「スキーマ」

これは くくる の始まり。心地の良いぬいぐるみがどうしてわかるようになるのか。

”り”” ん”” ご”はそれぞれバラバラだと意味をもたないけれども、 りんご、というと誰にでも伝わる。

人は数を数える時、端から一つずつ数える「カウンシング」という方法とはべつにひと目で数をりかいする「スービタイジング」という方法をもっている、これも くくる、ということ。

感覚の世界から意味の世界へ

(シェーマやスービタイジングと音楽との関係は、本当に面白いなあと思います。イメージ化できなかった現象が自分の音楽フィールドに立ち上がってきた時、その根底で支えている人の意識無意識のなかにこの習性が眠っていると思うと・・・・これからやっていく音楽理解・楽曲分析から演奏まで、全てに渡ってこの「くくる」という体験が関わっているはず。)

メロディ

はなうた

注意することをもう一度
音の高い低い
伸ばす音や休み

自分でやってみる

ミレミ というまとまり

カウンシングだけで楽譜をみると窮屈

誘導線 (utena music field の特徴)

メロディの不思議

拍子でくくる
動きとしてのくくり

この体験が元になってそれに色々折り重なるようになって
陰影ができ、 ストーリーになって
冒険が始まって何某かの得を得て終わる、
というのも大きなくくり

壮大な交響曲もひとつのくくり

それももとは このちいさいくくり
からわきあがってきている