音楽室でのレッスンでの活用風景をご紹介します。

2年生、名曲に挑む

練習しているのは、サン・サーンスの白鳥、ピアノ用に優しくアレンジしたものです。
この曲、小学校2年生が弾くには、メロディの幅が大きい曲です。

先日のドビュッシーの「夢」がゆっくり細かく動いたのに対して、こちらは画用紙いっぱいにゆったりと描きました。
これは年齢やその子の身体性・アプローチしたい音楽の要素などを考慮に入れて、程よい具合を探していくので、その時々でフォルムはかわってきます。

なので、この曲は、こう描く、というのが決まっているわけではないのです。

白鳥

曲のダイナミックさと手首の柔軟さは別のことじゃなく同じ体験のもとにある

このときは、白鳥が羽を広げでゆっくりと舞い降りてくる、

そして、水をひとかきしてまた舞い上がっていく、

そんなダイナミックなイメージを捉えることと

大きな跳躍のとき手首が緊張しすぎないで 余裕を持って動くこと は、

無関係ではないと考え、これを同時にとらえていきたいという意図がありました。

そして、実際の白鳥の大きさや、仕草などの話をしながら描くと、子どもはとても喜びます。

そこに、単なる想像ではない、必然性を子どもなりに感じるのだと思います。むしろ子どもたちのほうが、そういうことに敏感であるかもしれません。

最初は音を一つ一つたどるようにして届かないで頓挫していたのですが、スケッチワークのあと、音名で歌って確かめ、再びピアノへ向かって演奏してみました。
そして、
ふたフレーズ分のメロディ、あっという間に ものにした2年生でした。


utena drawing を本当に子どもたちに役立てるためには、音楽プロセス体験の重視 という観点が欠かせません。
音楽教室の先生で、興味を持っていただいた方、ぜひぜひ一緒に学びましょう。

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