あめあめ ふるなよ
めかくししてみみをすませるあそび/あめあめふるなよ
このページでご紹介するのは、
耳の感覚の広がりを助け、味わいも深い「あめあめふるなよ」です。
わらべうただけど、詩情が溢れていて、普段にも口ずさみたくなる歌です。
とり、 という言葉は、聴覚の象徴的なキャラクターですね。
まずは、きいてみてください。
雨の日に庭で録音してみました。
歌詞
あめあめふるなよ
♪ あめあめふるなよ
やまのとりがなくぞよ
なんというてなくのか
きいてみよ
きいてみよ
あそびかた
かごめ かごめと同じように 真ん中にひとりが目をつぶって、
他の子は輪になって、その子の周りを回りながら歌います。
歌い終わったら、
真ん中の子の後ろについた子が鳥の鳴き声の真似をします。
「ぴよぴよ」とか「コケコッコー」など、
思いついた鳥の声で呼びかけます。
そして、
真ん中の子が、その子の名前を当てる、
という遊びです。
当てられた子は交代して真ん中に・・
で、繰り返し遊びます。
utena music field の解釈と伝え方
音はラソミの3つだけ
ラソソソ ソーラソラ/ ラーソソソ ソ ソーラミ・・・
ペンタトニックの楽器でも演奏できます。
untena音楽室では、ミソラ笛というのがあって、それを使ったりします。
目をつぶるって、たのしいです。私はとっても楽しくて、子どもに歌ってもらって自分が目をつぶったりするのが大好きです。
目をつぶると、俄然聴覚や触覚が感覚の真ん中に立ち上がってきます。
こういう経験をこどもたちはたくさんしたほうがいい。
この「あめあめふるなよ」は、
人によるサークルのまんなかで目をつぶリます。そして歌がぐるぐるうごきながらまわるのをきくのですから、その聴覚はおのずと全方向に向かいます。
そして、どきどきの 鳴き声のとき。
声色をかえてもなぜかわかる友達の声。
音世界の豊かさ。