2025.02.27 イベント情報

《発展プログラム》と各種証書

《発展プログラム》

発展プログラムとは

utena drawingは、ピンポイントで使っても案外効果があるものです。それは、個々人の小さな問いに良いヒントをもたらし、体験、ひいては演奏への反応も期待できます。けれども、ちゃんと的が当たるように活用するには、音楽プロセス体験理論のもとで、音楽をもう一度自分の中にその種から育ててみるような経験と、理解が必要となります。描き慣れていくことも大事です。経験も1度で身に付くものがあれば、繰り返し練習することで、自分の癖を修正していくことが必要なこともあります。そして音楽の全体を眺めてみることも必要になってきます。

それらを将来、指導者の言われるままにではなく、自分自身の感覚と思考と身体とで捉られるための基礎的なものを学ぶセットメニューが発展プログラムです。
また、すべての証書取得の入り口となるのが、発展プログラム受講認定証であり、utena drawingの基本的な事柄を共有する土台となります。けれど、音楽的レベルに関わりなくどなたでも受けることができますし、なにより自分自身のために、この発展プログラムを受けてみることを推奨します。

発展プログラムで得られるもの

  • utena drawingを非言語の音楽言語として活用する基本的な体験と理解が得られます。
  • utena drawingを使って、音楽を体験的に学び直すことができます。
  • すべてのメニューを終了した場合、発展プログラム受講認定証をお送りします。
  • 次のステップ、utena drawingを音楽教室などで活用できるための認定証(ud活用許可証)や、utena drawingの入門講座を開催できる資格書(2026年より)取得に進むことができます。
  • 受講認定証と東京での集中グループワーク、理論についてのダイアログを加えることでud活用証明書が取得され,研究コース/台レッスン研究室/秋津亭への参加が許可されます。

発展プログラムで学ぶこと

毎週10分の動画を見ながら、utena drawingを使った音楽体験に触れていきます。
1年でutena drawingの大体のパターンと基本的な捉え方を眺めることができるようになっています。
(全47回)

メインのオンラインワーク。
zoomでのワークショップ(録画視聴あり)と並行して課題が出るので、自分なりに取り組んでいくこともできます。また、フォーラムに投稿してアドバイスを求めたり、他の人のそれぞれの捉え方やプロセスから情報を得たり、さまざまな学び方に対応できるように組んでみました。東京WS時には対面でのオープンワークを行います。

アプリ内にあるテキストをあらかじめ読んでおき、zoomに参加してその内容を深めます。
できるだけ対話を大切にしたいので、発展・発展プログラムの皆さんとで日程を決めながら進みます。

感覚をほぐし、自分の感じ方と音楽を連動させていくためのutena drawingは、音楽の相に比例して様々なものがあります。それをマンツーマンでお伝えします。8回のワークで全て体験していただきます。

自分自身のテーマ、音程を安定的に取る、リズム感をよくする、表現力、など、また自分の楽器演奏への反映など、それぞれの一番身近なテーマから紐解いていきます。

アプリを使ったり、lineや、zoomでおしゃべりをしたり、utena music fieldに関わる人たちと、勉強会や、フォーラム、交流など。

その他

自分専用のルーム

アプリ内に自分専用の投稿ページがあり、そこに学んだこと、自分の記録、動画など残していくことができます。オープンワークなどでアドバイスを求める時なども活用してみてください。

発展プログラムを受ける方法

発展プログラムを認定証取得まで受講するには、二つの方法があり、オンランコミュニティの発展プログラムコースか発展コースへの入会が必要です。参加方法はこちら⇨オンラインコミュニティ

1、発展プログラムコース

発展プログラムコースで、上記のワークをすべて受けられるようになっています。
utena music fieldにとっても、発展プログラムはとても大事な位置にあると考えているので、時にはグループで、時には一対一で、参加者さんの体験と理解につながるように、丁寧に対応いたします。
一貫した個人ワークを継続して受けられるのはメリットだと思います。
アプリでのワークに加えて、月に一回の個人ワークを優先的に確保します。定員7名まで。

参加費(月8,000円)の内訳
アプリ内すべてのワークと閲覧(日々の基礎・理論と方法zoom・オープンワーク)…3,200円
+月1回の個人ワーク(通常5000円と支払い手数料)…4,800円

16回の個人ワークと、その間に、理論と方法(全10回)オープンワーク(10回以上の参加)それぞれレポートを提出し、全行程に参加で、受講認定証をお渡しします。

2、発展コース+個人ワーク

発展コースでは、アプリ内のワーク(日々の基礎・理論と方法・オープンワーク)に発展プログラムコース同様に参加することができます。ただし、日程調整などの時は発展プログラム参加者優先となります。
発展コースには個人ワークが含まれていませんので、その都度予約をしてください。予約の手間がかかるデメリットと、月一回に縛られず自由に継続できるメリットがあります。
時間がかかってもいいから月々を安く継続したい場合は、先に発展コースのみを受け、一巡したら退会し、個人ワークのみをまとめて後から受ける、という方法も可能です。(総額では、割高にはなります。)

発展コースからの取得の内訳
発展コース …3,200円
個人ワーク(受講時)….5000円+手数料
参加回数は、発展プログラムと同じです。

参加特典

発展プログラム参加者は集中グループワークの割引きがあります。

参加者の声

発展プログラム受講認定証とそのほかの認定証について


発展プログラム受講認定証

  • 日々の基礎全47回
  • オープンワーク10回以上の参加
  • 理論と方法全10回の学習
  • ノートに記録
  • utena drawing体験個人ワーク8回
  • 自由テーマの個人ワーク8回

上記の発展プログラムのセットメニューを全て受けた方に授与。

utena drawing活用許可証

発展プログラム受講認定証取得に加え、

東京ws期間中に行われる集中グループワーク。対面でのグループワークはutena drawingを誰かのために活用する人にとっては特に貴重な体験となります。

学んできたものを言語化できること。引き出しの中からいつでも取り出せるようにするための整理整頓。utena drawingがブレないための共有のための対話

・集中グループワーク 6枠分か、あるいはそれに相当する回数の参加

・まとめのレポートと対話による理解の確認、を受けることで、授与

このutena drawing活用許可証は、十分な体験と理解を積み重ねたことを保証し、誰かのためにutena drawingを役立てることを許可するものです。また、発展プログラム参加の段階から、この許可証への希望を伝えることで、試験的にご自身の音楽教室などで活用していくことを認めます。商用目的とする場合、許可証取得後も研究コースで体験を積み重ねることを推奨しますが、その代わりに、2年ごとに集中グループワークに参加することでも更新が可能となります。

音楽を描く入門講座開催資格認定証(予定)

年内に発行できるように準備中です。
utena drawing活用許可証を取得し、utena.m.fとともに、utena drawingを多くの人に体験してもらいたい、また、仕事の一環として、音楽を描く入門講座をやってみたい、という人のために。特別ワークショップやシュミレーションを重ねること、その手応えで認定証をお渡しし、開催までサポートしたいと考えています。

研究コースへの参加

utena drawing活用許可証は、いわばutena drawingを非言語の言語として共有する基本まで。ここから、実際に自分に生かしたり、誰かと共有したり、誰かのために役立てたり、という応用のフェーズに入っていくことになります。そのまま発展プログラムに残っても良いし、研究コースという選択もあります。utena.m.fの同志として、学びを深め、このワークを育てていってください。研究コースもコミュニティ内に拠点があります。

台レッスン研究室 

子供から大人まで、音楽をさらに深く楽しく体験してもらうために音楽教師としてできることは?音楽プロセス体験を踏まえた研究会です。
発展プログラムAと同じ内容に全て参加できるほか、レッスン研究に関するzoomワークと個人ワークも行います。

秋津亭

utena drawingの可能性は音楽教育に限らず、もっと広い範囲で個人や社会の役に立てるのではないかと考えられます。utena drawingとそれぞれの専門性を結んだり、「私」の音楽をさらに深めていく場所として、秋津亭は立ち上げられました。ちなみに秋津とはトンボのこと。自由に空を飛び回るトンボはutena music fieldのシンボルです。