2024.06.27 開催日誌

東京WS 集中グループワーク

オンラインコミュニティの方が少し落ち着いて流れができてきたので、
だいぶ時間が経ってしまったのですが、東京ワークショップの整理をしています。

やっと会えたね!

4月22日、東京アレクサンダーセンターの会場をお借りして、
久しぶりのグループワークショップでした。

ホームページでほそぼそとした宣伝しか(いつもながら)できていないのですが、コミュニティを通じて、津々浦々から東京に、普段オンラインでしか会えないメンバーが集まってきて、

「久しぶり!」

とか

「やっと会えましたね!」とか、

不思議な思いをしながら、その光景を嬉しく眺めていました。

今回初めての参加者はいなかったので、オンラインで積み重ねてきたことを大事にして、その集大成という感じで。

音楽プロセス体験は「描く」という方法を非言語の言語として、音楽の微妙なニュアンスやダイナミックな様子をやり取りしたり共有したりするものです。

オンラインで積み重ねてきた経験があり、集まった人たちの間にはすでに場ができていて、リラックスと集中がうまい感じで成り立っていて、ワークもよく深まったと思います。みんなの熱量もなかなかで。

きっとここにもし初めての人がいても、うんと楽しく取り組めたと思います。場ができているというのは、決してクローズドな空間で、わかる人だけのもの、というのではなくて、逆にフィールドが生まれていることで、心地よさを生んでいて、もし、初めての人が来ていても、きっと初めてという感じはしないのに違いない。集団というのが苦手な私でも、ちゃんと呼吸ができていたのだから。

これは、音楽プロセス体験の理論の共有の成果でもあるでしょう。そういうものでなければ、場から音楽は生まれない。一人一人の集中とリラックスと、あと、環境への同化が必要なのだから。

おこなったワーク

やった内容はこんな感じ

ロックの拍感とは?とか

相手を入れ替えながらの連弾とその様子を描きとってみるワーク

モーツァルトの「恋とはどんなもの」のオスティナートワーク

ヴェルディの「限りなく優雅な絵姿」のメロディワークの発表

台レッスン研究室ワークでは、実践的な取り組み。

モーツァルトの発見はみんなで、おおお!だったし、
「限りなく優雅な絵姿」の歌の披露は、個人ワークの積み重ねの良さが伝わったと思うし、
レッスン研究室では、先生たちの熱い視線が嬉しく、私の話に耳を傾けてくれる人がいるのが嬉しく。


今思い出してみても、あの二日間の中でいくつものクライマックスがあって、胸が熱くなります。

まだまだこれからだけれども、確かに、何か生まれ始めている。
それを実感させてもらった集中グループワークでした。

次は11月か12月。