2016.07.03 u.dの活用例

J・S・バスティン作曲 いざ学校へ1

うちの教室の 発表会デビューの定番となっている、バスティン作曲「いざ学校へ」

どうも、初めての8分音符に振り回されて、安定した流れにならない、ということで、

スケッチの出番。(上の写真)

私が弾くのに合わせて描くときは、私の方は楽譜やピアノは見ないで、ひたすら彼の描いているのを見ながら私の方は弾きます。

聞いていないとずれるからすぐわかりますよ。

でも、よくきいていました。そういうのがすぐわかるのもスケッチならでは。

あらためて、画像でみると、面白いしなりかたをしています。

これは体をねじって描いているから。

これは彼の身体的な癖もでている、ということ。これはこのままだと、ピアノを弾く時の、親指をねじったりする癖や、認識のタイムラグが生じたりするのに一役買ってしまっているので、ねじれはねじれの良さを残しつつ、ゆるやかに時間をかけ自然に アーチになるようにしていきたいところ。もちろん、こうすべき、といって直したって、なんにもなりません。はね戻るだけです。

こういう癖も気長にスケッチで修正していくことが可能です。姿勢も落ち着いてきます。


ねじれ体癖

・・・野口整体の用語で、12体癖のうち偶数の種が ねじれになる。 過度にねじれると いろいろ支障が生じるが、ねじれは粘りでもある。


楽曲の出典

日本バスティン研究会訳・「バスティン先生のお気に入り/レベル1」

(東音企画出版)

J・S・バスティン(Jane Smisor Bastien)

アメリカのテキストで、ポピュラーな楽曲が親しみ易く、低学年の生徒にも人気。

因みにこの曲集の中の私のお気に入りは 「居眠りわにさん」「幸せな魔女」「猫の目キラリ」「いざ学校へ!」「インディアンの酋長」

バスティンのテキストはカリキュラムがしっかりあるが、これはそこから脱線して自由に書かれている。手にも馴染みやすいのがいい。共著のジェームズの曲よりちょっとなめらかな気がする。

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