utena music fieldについて
結果を出すためだけに練習するのではなく
音楽のプロセスを感覚的に体験するうちに変化していく。
それがutena.m.fがすすめている学び方です。
utena music fieldはこんなことをします
- 子どもの成長プロセスに沿って
- 子どもの感覚に優しいおとあそびやわらべうた
- 学ぶプロセスを大事にしたカリキュラムとテキスト
- ひとりひとりにあった音楽との関わり方の模索
- 大人のやり直し
- 音痴、リズム音痴をメカニズムと体感から音楽的に修正する
- 楽譜を生き生きと感じられるように読む
- 学びそこねてきた何かをつかみなおす
- より深い音楽体験を求めて
- 自分の内面の音楽を構築する
- 演奏とイメージのギャップを埋める方法を身につける
- 音楽本来の豊かさに立ち戻る
- 音楽教室の先生にも
- 先生も生徒もきゅうきゅうにならない、レッスン方法として
- よりよい観察力とアプローチ
- 生徒との関わりが先生の音楽体験を豊かにする
音楽プロセス体験
utena.m.fがずっとこだわり続けたきた「音楽が生まれる場所」。
そこから見えてきたのは、誰もがそこに沸き起こるものを感じながら、かならずしも実感や演奏と結びつけられていないということ。そしてそれが、多くの人が抱えている音楽に関する悩みやトラブルの一因になっている、ということでした。そこで必要になってくるのは音楽と感覚を結ぶ具体的な方法なのです。
utena drawing
あるとき子どもたちに、音楽の要素を描いて説明してみたのです。
理屈ではなく、体験を伝えたかったのです。そしたら子どもたちは「描いてみたーい。」と飛びついてきました。驚いたのは、子どもたちの変化。そうして生まれてきたのがutena drawing 、音楽を描いて伝えるツールでした。
プロフィール
愛媛県在住。合唱の楽しさから音楽の道を模索し始める。
大阪音楽大学短期ピアノ科卒業。大学時代の講義でシュタイナーの名前に出会う。企業のピアノ教室に務めるが、なじまなかった。結婚後火事をおこし、精神的に病む中でも音楽に救われたおもいもあり、その時の体験がそれからの取り組みに影響していく。二人の子育ての傍ら、芸術療法、オイリュトミー、わらべうたなどを学ぶ。大学の講義も受けた。哲学、心理学、芸術療法概論、箱庭療法、発達心理学。
そのころ借家でほそぼそとピアノを教え始める。生徒は自然と増えていったが、子育ても音楽教育もいっこうにうまくいかず、思いと現実や未熟さとのギャップに悶々とする。そんななか紙に音楽の要素を描くことで生徒と音楽的コミュニケーションをとる方法を思いつき、それによって子どもたちが大切なものを掴んでいくのを実感。私自身にとっても音楽を深めるきっかけとなり、大人にも有用だとおもっていた中、2014年アレキサンダーテクニークの指導者、棚橋和子氏との出会いをきっかけに、東京でワークショップをひらくこととなる。utena drawing を重ねていく中で、大切なのは音楽のプロセスを感じる個人の体験だということに気づき教室での音楽レッスンもまた変化してきている。そしてその「体験」を大切に育てる、という一貫した理念を確立するために、一連の活動を「音楽プロセス体験」と名付けた。コロナ禍をきっかけにオンライン化を試みている。
谷中 みか