このたびホームページの引っ越しをしました。
ちょうど生徒さんがいい具合に集まって 一旦募集を打ち切った機会であったのと、 私自身の研究のまとめに入ってきていると言う事、 それからこれまで無料のドメインで運営していたものをこの機会に独自ドメインに変えたかったというのがあります。

ホームページは新旧ともにワードプレスで作成していて、 これが正解なのかどうかよくわからないんですが、 ホームページが良い出会いを結んでくれてきた事は確かです。

とりあえず自分の覚書として、 ワードプレスの導入プロセスをまとめておきたいと思います。 どなたかのお役に立てれば幸いです。 どんどん新しい方法も誕生してきているので、1つの選択肢として。

どうしてwordpressにしたか

これまでのホームページ作成遍歴

そもそも、 最初サイトを開いたのは 音楽教育研究の資料をまとめておきたかったから。

最初はホームページビルダーと言うソフトを使い、次にDreamweaverを導入し、そこで THMLやCSSなどといったものの存在を初めて知りました。

その後、そのホームページが役に立ち、 東京で講座を開くようになり、その講座内容を一目でわかるようにお伝えする必要性が生まれました。いろいろな選択がある中で、私は広告があるものはとても苦手だったので、 wixやimdoなどを検討しました。

少し試してみたものの容量が足りなくなりそうだししっくりもいかず、 結局、 記事をたくさん書くことができて、自分のものとして管理しきれる wordpressに落ち着いています。

うちの教室の場合は、研究資料倉庫的な意味合いもあるのでワードプレスをこれからも使うことになると思いますが、もっとシンプルな音楽教室だったら他の方法もあるんじゃないかなとは思います。

作り始めたときは、広告看板と言う意味合いは当時は全くありませんでしたが、 今ではホームページは送り手と受け手が情報を共有する大事なプラットフォームだと考えています。

ここに記しておくのはひとつは、一応ざくっとしたワードプレスの作成手順。
それから、どこでHP作成するかに関わらず、大事だなと思ったことで、どうやって自分の伝えたいものを伝えていくか、求めている人のところに届くか、 言葉の選び方や配置のことです。

これは、これから、音楽教室を作っていこうと思っている方たちと一緒に考えていきたいことでもあるのですが、今回はその取っ掛かりとしてこれもざくっと書いておきたいと思います。

wordpressのメリット・デメリット

メリットは、上にも書いたように、記事(コンテンツ)をどんどん積み重ねていける、というこことと、その記事が後々まで生きる、ということです。いまでも最初の頃に書いた記事がよくヒットしていたりします。これは、ブログやnoteではなかなかないことで、タイムラインに乗せてどんどん流していく内容ではなく、じっくり取り組んでいきたい私には好都合です。

また、それによって、HP全体が生きているので、検索にもかかりやすいようです。
HPをみてこの音楽室までたどり着いた方が今では生徒さんの半数以上です。(それまでは口コミが多かったです。)

そしてHPで、utena music field はこんな音楽教室、とわかっていただいているので、すんなりとレッスンに入れます。鬱陶しい広告がないので、ストレートに言いたいことが伝わるのはいいと思います。

・・ということで
私が感じているメリットは、

  • 記事の一つ一つが生きる。
  • 容量が大きい
  • 自分で記事管理ができる。
  • 広告がない
  • 高機能なので、かゆいところに手が届く

ということかな。
デザインは正直、 dreamweaverが楽しかったですね。枠組みからすべて自分で作っていくやつです。デザインに対する感覚はdreamweaverで独学。このころ芸術系の大学を出た娘がそばにいたことがとても助けになりました。配色などでうまくいかないなーと思って相談すると、的確な解答が帰ってきて大変驚いたものでした。これはいまwordpressでHPを作成する際にも役立っています。

今は、読みやすさが優先。

素人が作る場合、伝わりやすさを優先してシンプルにしておいたほうが良いと思います。

そして、wordpressのデメリットは

  • レンタルサーバー契約などにお金がかかる
  • 専門知識がわりといる。
  • 手間ひまかかる

ということ、もう少し詳しく書きます。

料金

WP自体は無料ですが、それをネット上で管理するブロバイダーとの契約が必要です。
私が契約しているさくらインターネットは年間で5238円、月払いだと524円。メールなどもこの枠内で作れるので便利です。

これにドメイン料jpだと年に3982円、あれ、今見直したらcomのほうが安い(1886円)。comで良かったのかも・・・・jpは日本の、という意味で、comは世界共通、ということらしいです。
更に、SSLの設置、セキュリティの証明書です。無料のものもありますが、今回は年990円のを入れました。

ということで、このHPは

  • さくらインターネット サーバーレンタル 5238円
  • ドメイン 3982円
  • ssl 990円

年に10210円の維持費、ということになります。
広告費として、充分元が取れると思います。

専門的な知識

これは、wixなどと比べると導入時がわりと負担かも。はじめてしまえば、あとは慣れるだけ、という感じですが、最初がとにかく何がなんだかわからないー。とはいえ、本もいくつも出ているし、ネットでも常に新しい情報を誰かが流してくれているので、なんとかなります。

あと、以前は時々プラグイン、という追加型のサービスをアップデートしたときに管理画面に突然入れなくなったりして大慌てでしたが、今は改善されてそういうことはなくなりました。(そういうときは、サーバーのファイルマネージャーでプラグインを停止していました。)

トラブルが少なくなっただけでなく、とても便利にもなってきていて、編集に入ると、ほとんど専門知識はいりません。直感的に作っていけるし、なんといっても高機能。あ、ここに新着記事をおきたい、とおもったりしたとき、何ががしか方法が見つかります。

wordpress導入の手順

忘れないうちに、 ワードプレスでの作成手順を書き出しておきます。
大変そうですが、一つ一つ落ち着いてこなしていけばなんとかなります。

準備

  • ブロバイダーの契約

うちはさくらインターネットのレンタルサーバーを使っています。もともと使っていたところなので、今回は特別何もしませんでした。

  • ドメインの申請

今までは、無料のサブドメイン(utenamuse.mimoza.jp)と言うのを使っていました。これを独自ドメイン(utenamuse)に変更。レンタルサーバー内で簡単にできますが、今回は有料。

  • データベースを作成

データベースは、サイトの倉庫のようなものです。これもレンタルサーバー内で行います。

  • SSLの導入

今回は有料のを入れました。セキュリティ大事。というか、これもサイトの引っ越しをした理由の一つ。HPを起ち上げる前にしておくほうが楽。

  • 有料テンプレートの購入

wordpress外部のテンプレートを使う場合は、ここでテンプレートを決めておきます。テンプレートとは、デザインや使い勝手などをセットにした、いわば空っぽで、途中まで作ってある建売住宅みたいなもの。これはあとからwordpressを入れてから、無料のものを入れるという手もあります。私が使っているのは emanonという会社の emanon prmiumというテンプレート(あるいはテーマ、ともいいます。)

  • デモ環境にテンプレートを入れて、デモサイト構築

localというソフトを使いました。本番さながらの状態で作れますが、本番にアップロードしたときに、画像がついてこなくて右往左往しました。仕方なく、画像入れなおし。あまり作り込みすぎないのがコツ、と思いました。デモサイトはつくらなくても良いです。

本番へ

  • 購入したドメインにwordpressを入れる

レンタルサーバーから簡単にできます。

  • 編集画面のテーマの項に行って、購入したテーマ(テンプレート)を入れます。

    子テーマがある場合は、親テーマ・子テーマを共に入れます。本番は子テーマの方を使います。
    管理画面の設定でno indexになっているとおもうので、まだ表に出したくないあいだはそのまま。公開の段階でindexに切り替えます。
  • サイトの作り込み

私の場合は、ローカル環境で作っておいた固定ページをそのままアップロードしました。

だいたいこんな感じです。今回は更に旧サイトからの引っ越しがあり、これがパニック寸前でしたが、これは割愛します。なんとかなったので、リダイレクトして、旧サイトをnoindex にして、こちらをindexで検索にかかるようにしました。

HPで伝えるもの(やわらかいほうの作成)

街に佇んている音楽教室。そう、パン屋さんみたいにね。旧サイトでもそういう感じで作ってきたのが功を奏しての、生徒さんのいい塩梅の集まり具合だったのだと思います。

そこ、私はとても大切に思っていて、どうもよくあるような「来てきて!こんなに楽しいよ。」という感じの音楽教室HPサイトの作り方は苦手で。先生のホントの個性がなかなか見えてこない。どれも良さげに見えるのだけれど、なんか気後れする。

自分の教室を良く知ること

前回の教室向けのHPで気を使ったのが

  • 何を大切にしてるか
  • 自分の教室の良さはなにか、できないことはなにか、精査する。
  • それをどうやって伝えるか
  • 自分本位でないか
  • わかりやすさ、ストレートに伝えること、嘘がないこと
  • 具体性
  • 関わりやすさ、料金をわかりやすく
  • 守れる約束事をつくる

これ、でも、普段のレッスンがもうすでにそうですよね。そのままを鍛えてそのままが出せたらつたわるんだな、ということがよくわかりました。ふだんからちゃんとちゃんと、よく考えること、ですね。HPを作ることは伝達方法を鍛えるいい練習にもなります。

それから、相性のよい生徒さんとめぐりあいたいと思ったら、必要以上に自分や教室を良く見せようとしないことも私は大事なことだと思います。例えば、100人集客したい、というノウハウと、一人の理解の深まる生徒さんと出会って長くお付き合いしたい、というときの伝え方は違うと思うんですね。そのへんはよく考えました。この辺を人任せにするのは私はよくないと思うんですね。どうしたいのかよく考えないと。そうして、学びたいと思う人の琴線に触れるような音楽教室で、自分自身も無理のない成長ができる方法を模索していく。そうなると生き方にも関わってきますね、音楽教室のHPを作る、ということが。

これから少しづつそういう事も書いていこうかなと思っています。(ただ、今回のHPの作成の目的はここではなくて、むしろ研究所に戻るような作り込みをしています。)

そして作成

それを前提として

  • 言葉を選んでいって、文章を作る。(見出し・説明文)
  • HPの構造を作る。
  • 固定ページ、どこにどの文章を配置していくか。
  • くどくならないように、2度同じことを書かない。
  • どんな画像や動画が理解をすすめてくれるか、考えて配置
  • やりすぎない、盛らない。
  • 色とデザイン、できるだけ凝らない。(笑)
  • リンクをたどりやすく
  • 投稿ページ(ブログ)のカテゴリーの吟味

などということを気をつけました。

色は #と半角6桁の数字で表す、コードを使うと良いです。(色見本、とか)自分で作るより、このコードを探すほうが良い。後は、デフォルトでテーマについているのが配色が良かったので、下手に触らないことにしました。色は難しいですね。どの年齢層に伝えたいか、とかにもよるし、多分すごく影響したりもすると思います。

投稿ページはこれから積み重ねていきます。

ニッチな音楽教室のホームページを作る

音楽は言うまでもなく、芸術です。学習塾であるまえに、音楽を伝える場所だと思ってるんですね。私は。営業である前に、そう、私はピアノ弾き続けたい、そういう思いがあって、それは昔は音楽教室経営と分離していました。でも、今は全然違ってきていて、音楽教室(私は音楽室とよんでいます)で行なうことも、毎日毎日が新しい芸術の創出の場としてかけがえないものになってきています。

芸術ってなにか、というと「体験のやりとり」やと思っています。